その古い行事本当に必要? 元教員が挙げる、削減すべき5つの学校行事

投稿者: | 2016年12月7日

新たな仕事が増えるのに、古い仕事は削らない小学校教員の仕事。

ただでさえ勤務時間内に終わらない業務量なのだから、労働時間(時間外勤務)が増えるのは至極当然です。

だったら時代に合わない行事はカットすべきではないか。

今回は、「その古い行事本当に必要? 元教員が挙げる、削減すべき5つの学校行事」です!

 

1.移動教室(修学旅行)

自治体によっては4年生から実施される、宿泊を伴う移動教室。

実施前は旅行代理店の如く行き先との折衝や宿泊先・保護者とのアレルギー対応のやり取り、保護者説明会や子どもたちの部屋決めなど、実施中はお漏らしの可能性のある子を夜中起こしたりの24時間勤務・・・・・。

学校は勉強する場所という基本に立ち返るべきです。

予算も削減できるし、今は高度経済期と違って大人になって共同生活することなんて減ってきているのだから、必要なし。

 

2.運動会

今や見世物で、親のイベントに成り下がっている運動会。

そもそもの目的は、日頃の成果を発表することだったはずなのに、実態は運動会を目指して普段はほとんどやらないダンスをひたすら練習する、に成り下がっています。

もちろん良い面もありますが、コスト(お金ではない)と照らし合わせてどうなのかということです。

毎朝の校庭の線引き、応援団・全体練習等の指導、うちわやプログラムの作成、当日のテント・機器の準備・・・・・。

今の時代、国語・算数などの勉強を疎かにしてまで行うことでしょうか。

日頃の成果の発表なら、体育の授業+授業参観で充分です。

学校は勉強する場所という基本に立ち返るべきです。

 

3.水泳指導(行事とは少し違いますが)

夏の時期になると、プールの管理に追われる教員。

当然、他の業務をしながらです。

学生時代、市民プールでアルバイトをしていた経験のある私は学校のプールの不衛生さに驚きましたが、私の勤務校(複数)では予算がないという理由で壁面がはがれていました。

予算がないなら止めるべきです。

だいだい、命の危険を伴う学習で、教員1人で30~40人の子どもを見るなんてリスクありすぎです。

文科省標準の3クラスでは、教員3人で100人近い子どもを見ることになります。

こんな状況で泳力を伸ばすなんて限界があります。

かかるコスト・リスクに鑑みて、水泳はやめるべきです。

子どもに水泳させたいのであれば、保護者が民間の水泳クラブでやらせれば良いことです。

 

4.学芸会

運動会同様、これも親の見世物イベントです。

脚本選び、配役、演出、衣装作り、照明、進行、会場準備・・・・・。

これも良い面もありますが、(お金以外の)コストがかかり過ぎです。

これらが教員の仕事とは思えません。

学校は勉強する場所という基本に立ち返るべきです。

 

5.謝恩会

形式だけで関係者全員が嫌がる行事、学校関係にはこのようなことが多いですが、謝恩会も例に漏れません。

  • 子ども⇒半ば強制的に教員に感謝するようにされ、無理やり歌を歌わさせられる
  • 担任⇒勉強を教えなければならないのに時間を取られる
  • 保護者⇒仕事で忙しいのに基本全員出席が求められ、ひどい場合司会・準備など仕事を割り当てられる

やめましょう、わざわざこんな誰にもメリットない行事。

卒業式があるじゃないですか。

しつこいですが、学校は勉強する場所という基本に立ち返るべきです。

 

★まとめ

英語、プログラミング、土曜授業復活、学力テスト対策・・・・・。

これらは昔はなかったのに、新たに増えた仕事です。

新たに荷を積むのに古い荷を降ろさなければ、船は沈む、当たり前のことです。

学校は勉強をする場所という基本に立ち返るべきです。

以上、元教員トウワマコトによる、「その古い行事本当に必要? 元教員が挙げる、削減すべき5つの学校行事」でした!

関連記事:なぜこれが教員の仕事!? 元教員が挙げる他が行うべき教員の仕事~10選~

 


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その古い行事本当に必要? 元教員が挙げる、削減すべき5つの学校行事」への5件のフィードバック

  1. ピンバック: 元教員が挙げる、今すぐICT化して教員の負担軽減を図るべき5つの学校業務 – トウマコ.net

  2. ピンバック: 元教員が挙げる、土曜授業を今すぐやめるべき5つの理由 – トウマコ.net

  3. 現場教師

    ありですね!

    特に水泳。
    もちろん、学習指導要領に出てるから
    無くせないのは承知の上ですが。

    着替えの時間を考えれば、
    実質水に入れるのは30分以下。

    しかも、1クラス30人はいるのですから、
    指導どころではありませんし、
    監視を義務付けられてますから、
    2クラス同時にやったとして、
    一人は監視、水に入って指導できるのは一人だけ。

    実質、60人を一人で見るようなものです。

    しかも、子供の泳力は大きく差があり、
    指導どころではありません。

    何しろ、下手すりゃ命に関わるのですから。

    だったら、スイミングに助成金でも出して、
    プールそのものを無くすと言う手は有効ですよね。

    教師にしたって、習ってもいない濾過機の管理やら薬品の管理やら、余計な責任を負わずに済みます。

  4. ピンバック: 元教員が挙げる、ただの思い出づくりにしかならない、リスクだらけの宿泊行事をやめるべき7つの理由 – トウマコブログ

  5. ピンバック: 次期学習指導要領改定案を受けて、小学校外国語活動教科化+前倒しについて文科省のパブリック・コメントに元教員の私が送った3つの反対意見 – トウマコブログ

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