教員になるならせめて地方に、都市部なら期限を決めて。元教員が挙げる都市部の教員を勧めない5つの理由

投稿者: | 2017年2月7日

教員になるなら、せめて地方に。

都市部の小学校教員に勤め、辞めた経験から私はそう思います。

とはいえ地方の採用は倍率が高いので、経験者受験の資格を得るまでとか、結婚までの腰かけまでとか、ある程度の期限を計算しているなら都市部の教員になる理由もありますが、そうでないなら劣悪な労働環境の都市部は避けた方が良いです。

今回は、元公立小学校教員が挙げる、「都市部の教員を勧めない5つの理由」です。

 

1.家庭の教育力が弱い

都市部の家庭は地方に比べて核家族や(会社員の)共働きが多く、家庭の教育力が弱い傾向があります。

つまり、地方に比べて都市部は、躾がなっていない子どもが多いです。

言うまでもなく、躾がなっていない子どもの指導は大変です。

指導力によっぽと自信があり、自分の力を試したい人を除き、良い職場環境とはいえません。

 

2.教員への締めつけ

都市部の教育委員会は、教員への締めつけが強いです。

例えば、県外に出るだけで書類の提出を要求してきたり、各種調査や数多くの研修を課したりなどです。

都市部の教育委員会の締めつけが強くなる理由は大きく二つあり、

  1. 保護者からのクレームが多いから
  2. 教員の数も多いから

です。

まず1は、都市部の保護者の方が数も多いし消費者意識を学校にぶつけてくる親も多いため、教育委員会へのクレームが多くなります。

次に、2は教員の数が多いと、管理的にならざるを得ないのだろうと思います。(子どもの数が多いと教員は管理的にならざるを得ないのと同様です。それが良い結果を生んでいるとは思いませんが・・・)

よって、都市部の教育委員会は地方より締めつけが厳しいので、労働環境として良いわけがありません。

 

3.親の敬意なし

何も尊敬してくれと言っているのではありません。

最初から見下してくる、人として最低限の敬意さえもたない、そういうのは勘弁してほしいということです。

先程も少し触れましたが、都市部の保護者は消費者意識を学校に持ち込んでくることが多々あります。

これは根底に教員に対してサービス業の店員ほどにしか思っていない証拠でもあります。

人として最低限のリスペクトを払われないことにも腹が立ちますが、そういう感覚の親に育てられた子どもは教員を見下している場合も多く、彼らを指導するのは一苦労です。

このように、都市部は地方に比べ親からの敬意も薄いです。

 

4.学力格差が大きい

教員にとって授業を困難にする大きなの理由の一つに、子どもたちの学力差の大きさが挙げられます。

都市部は地方に比べ、

  • 進学塾に通っている子ども
  • 親が高学歴の子ども
  • 生活保護を受けている家庭の子ども
  • シングルに育てられている子ども
  • 虐待を受けている子ども

このような子どもたちが多いです。

よって、都市部の子どもたちの学力格差は地方に比べて大きい傾向があり、指導が大変になります。

 

5.通勤

都市部は公共交通機関が発達しているため、異動させられる範囲が広い場合が多いです。

また、自動車通勤が禁止されている自治体もありますし、都心にある学校に勤務になった場合、満員電車に乗らなくてはなりません。

そうでなくてもブラック労働で疲弊しているのに、これはかなりの苦痛です。

職場の近くに引っ越したくても家賃が高いです。

(空いている)電車での通勤、自動車での通勤、あるいは職場の近くに家を借りる、どの選択肢から考慮しても都市部の通勤は大変です。

 

★まとめ

そもそも教員を目指すべきではないと考えている私ですが、せめて目指すならということで地方をお勧めする理由(都市が駄目な理由)についてまとめました。

私に言われるまでもなく実際、ここ数年都市部の採用試験は倍率は低く、また都市部で数年勤務した教員も地方に流れているようで、都市部の人材確保は大変みたいですね。

そりゃあ、そうです。労働環境、劣悪ですから。

人材を確保したいなら、労働環境の改善を。当然のことではないでしょうか。

以上、元公立小学校教員トウワマコトによる、「都市部の教員を勧めない5つの理由」でした!

 


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教員になるならせめて地方に、都市部なら期限を決めて。元教員が挙げる都市部の教員を勧めない5つの理由」への1件のフィードバック

  1. mimi

    あ~、スッキリしました。
    まだ全部読んでいませんが、言いたいことがみんな書いてありました。
    私も、「子ども」は理由になく退職した1人です。

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