管理職によって職場での働きやすさが変わるのは、教職も民間企業と同じです。
今回は、そんな管理職に対しての現場教員たちの本音についてまとめました。
では、「学生の皆さん、それでもあなたは教員になりますか?~現場教員のガチ本音まとめ・管理職編~」です。
◆現場教員の本音は?
仕事のプロが本音を明かす hone.bizでは、管理職について、匿名だからこそ言える現場の教員たちの本音が記録されています。
今回は、その中の一部を3つに分けて、挙げていきます。
1.資質のない管理職
管理職としての資質を疑う校長・教頭(副校長)が多いという声です。
上の人たち管理職がバカ。(40代男性教員)
管理職は外面が良いだけで、無能で無責任な人が多い。(30代女性教員)
へたれ教師が教頭や校長になっているのには疑問を感じる。(30代男性教員)
なっちゃいけない人が管理職になっている。教頭試験の倍率は1.4倍で、2年に1度受ければ受かるそうです。だからとんでもない人が教頭になり、教頭になるとほぼ自動的に校長まで上がります。(40代男性教員)
およそ「教育者」とは思えない管理職の言動。(30代女性教員)
力のない管理職が多く、また、2、3年で異動があるのでその度に方針が変わり、振り回される。(20代女性教員)
2.体裁しか考えていない管理職
自らの体裁のために担任に負担を強いる管理職も多いようです。
お上や保護者の顔色しか伺わない上司。(40代男性教員)
管理職は子供のご機嫌取りと保護者の顔色ばかり伺うようになり、それが担任にも強制される。(40代男性教員)
管理職が、体裁ばかり考えて学級担任の負担を考えない。(30代女性教員)
モンスターな保護者を育てた教師が、今、校長や指導主事をしているのです。失敗者の指導はどの程度役にたつのでしょうか。校長はいつも上(教育委員会と教育事務所)と外(保護者・地域)だけを見ています。(30代男性教員)
(体裁のために)仕事をわざわざ作り、みんなを忙しくさせる「上」。(50代男性教員)
現場丸投げ体質の管理職が放り投げた仕事を仕方なくやること。(50代男性教員)
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3.改善を行わない管理職
良くない現状を変えようという管理職は皆無だという声もあります。
公務員だけあって、管理職(だけではないが)は生産性や効率よりも慣例や建前を重視する。変化を嫌がり、問題があっても改革を行おうとしない。(30代男性教員)
管理職、教育委員会、さらに上の方々は勤務状況を把握し、改善する気がない。(20代男性教員)
この環境を変えようという管理職は存在しない。(20代女性教員)
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★まとめ
いかがでしたか。
現場教員の本音をみると、現場を省みず、教育委員会や保護者の方ばかり向いて仕事する、無能な管理職が多いことがよく分かります。
以上、元教員トウワマコトによる、「学生の皆さん、それでもあなたは教員になりますか?~現場教員のガチ本音まとめ・管理職編~」でした!