2月3日放送の『林先生が驚く初耳学!』で、給特法が取り上げられました。
林は、給与面も「一般の企業では考えられない状況」であり「ブラック企業そのもの」だと指摘。その根拠として1972年施行の「給特法」という法律を紹介し、この法律によって公立学校の教員は「月額給料の4%相当を支給するかわりに、時間外勤務・休日勤務手当などの支給は行わない」と定められている、と説明した。
こうした衝撃の実態を踏まえ、林は「AERA編集部の方に伺うと、その法律が『先生の定額働かせ放題』を招いている」「現実としては多くの先生が日々の業務をこなすのに精いっぱいで、状況を変えようと考える余裕もないというのが現実のようです」と慮った。
以下、今回は番組への視聴者の反応をまとめました。
◆林先生の発言
林先生
「小学校の3割、中学校の6割の先生が過労死ラインを越えている」
「一般企業では考えられない状況が法律(給特法)により定められている」
「給特法が先生の定額働かせ放題を招いている」
「ブラック企業」
「埼玉県を相手に時間外労働を訴えた先生も」
「多くの先生が日々の業務で精一杯」 pic.twitter.com/yKJyzmrBH9— トウマコ@1/2成人式とりやめた人 (@makoto_touwa) 2019年2月13日
◆教育業界の反応
な、なんと!!!
林修 先生の番組(林先生が驚く初耳学)で、教師の定額働かせ放題=給特法が扱われた!!
しかも、日曜夜の時間帯で!!!署名活動などなど、続けてきて良かった…。
こんな日が来るなんて、、涙涙。。#給特法 pic.twitter.com/x4BqMltOSA
— 斉藤ひでみ/現職教員 (@kimamanigo0815) 2019年2月3日
ついに,#給特法 がお茶の間の話題に!!!
外から見て,明らかにヘンな法律。
学校は治外法権。外部の風というのは,教員の働き方を含む学校文化の閉鎖性を考える上で,とても重要だと思う。
斉藤先生,お疲れ様です。— 内田良/学校リスク研究所:部活動・教職を持続可能に! (@RyoUchida_RIRIS) 2019年2月3日
取り上げられて嬉しい😭✨
お給料20万だったとして、残業しても土日に働いても8000円しかつかへんってエグいんだよーーーー😭😭😭
その4%マジでいらんから定時で帰らせて。土日休ませて。。— メルモちゃん (@Mermo_____) 2019年2月3日
給特法、教員働かせ過ぎ問題、いろんなメディアで取り上げられるようになってきてありがたく思う。良い方向へ向かってくれる事を期待している。#給特法
— 小林孝徳 (@spatz1985coba) 2019年2月3日
給特法!給特法!!
林先生、よくぞいってくれた*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
企業では、労働基準法など叫ばれてる中、教員だけ、無給で、働かせ放題ってほんと違和感しかないです!#初耳学教師 #給特法 #林修 https://t.co/cVuhqz8ijN
— ゆるみ🍀元不登校/臨床心理士@東京 (@yurumiorg) 2019年2月3日
これは影響力大ですね。教育関係者以外にも知れ渡るきっかけになりそうです。
— CZK (@TSEXh8qR9MMqhvo) 2019年2月3日
これはすごすぎますね、、!!!
感動しました😭
— じんぺー@Teacher Aide (@hitsuwari5th) 2019年2月3日
いい番組でしたね
— 乾 東一郎/いぬいブログ (@inui_to_ichiro) 2019年2月4日
昨日、林修先生の初耳学で「給特法」についての話がありました📺
給特法とは残業代を一律4%とするもの。別名「働かせ放題制度」
教員の業務は多様化、複雑化し、残業は増える一方
この法律、できて48年もたつんだけど、
教員の良心、善意を逆手にとってるとも言える🤔— みほ@元パニうつ先生 (@miho1ara) 2019年2月4日
給特法の話、全教科を教える話、13時間労働。林先生、よくいってくださいました。まずは、知ってもらうことから。#初耳学 #AERA
— mori (@konosora25) 2019年2月3日
#初耳学
公共の電波に給特法の問題点が乗ったのは、初めて?いいぞ、林先生、もっとやれ!— もょもと (@bigface1979) 2019年2月3日
若い頃中学校教諭でしたが、残業代なんて念頭になく、当たり前のように働けるだけ働いていました。そして結局体を壊して5年で退職しました。現役の先生方が人間らしい条件で働けるようになることを、私も心から祈っています。
— ぱらま (@bbparama88) 2019年2月4日
教育学部で給特法教えてくれないんだけど(小声) https://t.co/i1cetrOn0U
— 絵を描く方のなつめぐ (@04_megumu) 2019年2月4日
◆一般視聴者の反応
テレビで給特法が取り上げられたんですね!
夜中や休日も学校にいる先生方はたった4%のみなし残業代だけで出勤してます
それなのに雑務や毒親対応までさせられて、そりゃあ志願者減りますよね本当におかしい法律
これじゃあもう「教育の質」を担保できないと思います!! https://t.co/nV4PUOEsP5— アベル@やっとTweet開始! (@quickdong1) 2019年2月3日
教師の方々の労働環境もひどい。
「給特法」はじめって知ったけど、本当に定額タダ働き制度。
日本の政治家は介護といい自分達の何倍もの労働をしている人たちを酷使しながら、自分達の身にお金が入ることに執心してる表れ以外のなんでもない#初耳学 #給特法 #教師 #時間外労働— Yu826 (@Yu8264) 2019年2月3日
日本で唯一残業代が法的に認められていない職業、それが教員。
うちの妻も教員。ほんとに辛い仕事だと思う。
このことを機にもっと世論が喚起されると良いと願います! https://t.co/lYbdOsW4Wv
— わらちゃん@ただの人 (@smilekuma1997) 2019年2月4日
仮に月額給料20万の先生が部活動(週2回休み:練習時間平均3時間)の顧問になったら、この部活動の指導の時は時給115円…。 https://t.co/51AqydvosK
— Shu Fukuda福田秀 (@FKD_SHU) 2019年2月4日
先生になりたくない理由 https://t.co/NxxZBQ99VJ
— くり (@JPkuriuri115) 2019年2月4日
この法律施行1972年なのかよ。もう現代にあってないだろこれ https://t.co/073dqpyUO9
— ふみにふ:みゆしや (@fuminifu) 2019年2月4日
こんな給料体系で責任持たされて期待されて
さんざんこき下ろされる教職員かわいそす https://t.co/8ZVHsHBTwR— hiroyuki_Pad (@Libido7) 2019年2月4日
初耳学、いい内容でした。
息子が教師を目指してるので。給特法
公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法— trader2928PHV (@Technical_Fibo) 2019年2月4日
せめて法的な根拠があれば、定時退勤して自分の勉強をするのに遠慮が必要な空気は緩まるはずです。自分に必要な勉強を自分で決めるだけなのに、こんなに多くの障害をクリアーしなくてはならないなんて教育リソースの無駄遣い。良い人材はどんどん逃げると思います。#給特法 は教育力低下の大本です。
— sato rie31moji (@okiraku31moji) 2018年9月29日
◆署名活動
子どもたちに教育の質を保障する為 ブラック残業の抑制を! 教員の残業代ゼロ法「給特法」を改正して下さい!(change.org)
この給特法を廃止を訴える署名活動、番組終了後に増えたそうです。
さすが地上波の影響力は大きいですね。
◆新刊のお知らせ
本書では給特法下での教員の働き方について、私の現職当時の働き方も書きました。
よろしければ、ぜひこちらも。