Twitterを眺めていたら次の投稿が流れてきた。
最近わかったことですが、同じ再任用の学級担任の仕事でも、校長から担任になった人と担任から担任を続けている人では、月給が10万以上も違うのです。同じ年齢で同じ仕事をしているのに、この差は大き過ぎると思います。
— さとうさん (@sato44445217) July 13, 2019
どういうことなのかと思い、このさとうさんにDMで詳しい話を聞いてみた。
◆元校長の年収は約120万円高いという不思議
さとうさんから教えていただいた話を要約すると次のとおり。
- さとうさんは再任用で公立小学校働いている
- 仕事内容は定年前までとまったく同じで、担任ももっている
- 元校長は以前は初任者指導の仕事をしていたが、今は人手不足の影響で担任の仕事に駆り出されるようになった(これも結構ビックリ!!!)
- つまり、さとうさんと元校長はまったく同じ仕事をしているのに給与に差がある
いくら違うかと言うと、月額で約10万、年収ベースで約120万円高いそう。まったく同じ仕事をしているにもかかわらず。
「少し前までこの給料の格差は、仕事内容の違いと説明をされてきた」とさとうさんは言う。つまり、さとうさんの仕事は教員の仕事、元校長の仕事は新任教員の指導の仕事で、その違いが給料の差だというわけ。
しかし、昨今の人材不足の影響でこの再任用の元校長たちも担任の仕事に狩り出されるようになり、まったく同じ仕事内容になった、と。にもかかわらず、給与は以前のまま・・・・・。
これは、立派な身分差別なのではないだろうか。
同一労働、同一賃金が労働の基本のはず。
◆元校長というだけで給与に格差をつけるのは不当
最後にさとうさんの言葉。
「誤解してほしくないのは、私はもっと給与がほしいと言っているわけではないということです。同じ仕事をしているのに合理的な理由なく、元校長というだけで給与に格差をつけるのは不当であると批判したくツイートしました」