いつもネガティブな内容が多く、それだけではフェアではないので、今回は元教員の経験をいかして、この仕事の良いところについてまとめました。
では、「学生の皆さん、それでもあなたは教員になりますか?~現場教員のガチ本音まとめ・学生へメッセージ編~」です。
◆現場教員の本音
仕事のプロが本音を明かす hone.bizでは、この仕事の良いところについて、匿名だからこそ言える現場の教員たちがメッセージを送っています。
今回は、その中からの一部を3つに分けて、挙げていきます。
1.福利厚生について
まずは、公務員である教員の給与・休日など福利厚生についてです。
土日は休みがあるところ。(20代女性教員)
夏休みは連続して休みが取れる。(40代女性教員)
公務員と言う身分のためローンが組みやすい。(40代男性教員)
開き直れば有休がいつでもとれる。(30代男性教員)
福利厚生は建前上、充実している。(40代女性教員)
子育てするために特別休暇があったり、時間短縮ができたこと。(60代女性教員)
女性の場合は、出産しても復職しやすい。(40代女性教員)
介護や保育に比べれば給料はマシ。(50代男性教員)
昼代は給食なので安い。(40代女性教員)
自分の子どもとスケジュール(夏休み等)が合う。(30代女性教員)
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2、仕事内容について
次は、仕事の内容についての良いところです。
ノルマがない。(20代女性教員)
退屈しない。(20代女性教員)
女性でもずっと男性と同じ立場で仕事ができる。(40代女性教員)
職場によっては自由にやれる。(20代男性教員)
職員にたくさん嫌なやつがいても、教室で自分の居場所を作ることができる。(20代女性教員)
クリエイティブな仕事なので企画・運営ができる。(40代女性教員)
季節ごとにいろいろな活動がある。(40代女性教員)
個々の仕事に対する熱の入れようを自分でコントロールできる。(30代男性教員)
興味のないことはよい意味で手抜きして調整できる。(30代男性教員)
いろんな人と接するので人としての生き方が分かる。「社会の縮図」を見れるところ。(40代女性教員)
体を動かしたり頭を動かしたりするので、若く?いられる。(30代男性教員)
関連記事:学生の皆さん、それでもあなたは教員になりますか?~現場教員のガチ本音まとめ・国・教育委員会編~
3.子どもとのかかわりについて
そして、この仕事の志望動機である子どもとのかかわりについてです。
子どもたちと接する楽しさ。(20代男性教員)
子どもたちの成長を真近で見られること、また、その成長の喜びを分かち合えること。(20代男性教員)
子どものがんばりや心遣いなどに感動するときがある。(30代女性教員)
学級の子どもたちが奇跡的にお利口だと、本当に天国な仕事。(30代女性教員)
「子どもたちにこういうことを教えたい、学んでほしい」ということを日々実践できるのは最大のメリット。(20代男性教員)
子どもの「わかった」「できた」などのうれしい瞬間を共有することができる。(40代男性教員)
勉強を教えながら、子供たちからも教わることがある。(20代男性教員)
子どもたちが積極的に先生を求めてくる。(遊びや問題の解決など…。)遊びの中で秩序を教えられるし、仲裁に入ることでどのようにすべきかを教えられる。(40代女性教員)
子どもの豊かな発想、ユニークな創造性に授業中に触れられる。そんな授業ができたときは鳥肌もん。出来が悪くても、素直な心で努力した子が結果を出したときは、本当にうれしい。(40代男性教員)
学級担任制なので、時間をかけて子どもたちの成長を見ていける。子どもに対する担任の影響が断然大きいと思われるので、一年経った時の達成感も得られる。(40代男性教員)
特に卒業式は毎年教員をしていて良かったと思える。(20代男性教員)
いつまでたっても、先生として同窓会に呼んでくれる。(40代女性教員)
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★まとめ
いかがでしたか。
この仕事、ネガティブなことも信じられないくらいたくさんありますが、良いところもあるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
以上、元教員トウワマコトによる、「学生の皆さん、それでもあなたは教員になりますか?~現場教員のガチ本音まとめ・良いところ編~」でした!